『 俳 句 』 能なし

俳句初心者が、俳句で綴る日記帳    『難読語読めぬ俳句の冬講座』

『風上は棟梁の席朝焚火』

 昭和30年頃の建築現場。大工2人見習い1人で丸太の木から柱、梁など百本位を数ヶ月かけて作り上げ家を建てる。

 朝は木っ端を集め焚火で暖をとる。温まってから仕事に入るのだ。

 登校前の子供も間に入れてもらう、が、風が吹くと煙い煙い。

見ると棟梁は悠然としている。焚火を囲む席にも序列がある。

 風上は棟梁の席。

近くでプレハブ住宅の建築が始まっている。 昭和を懐古。

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 『 皹 』 何て読むの?

「皹といふいたそうな言葉かな」  富安風生

 皹:あかぎれ

 ひびの症状が進んだもので、皮膚はさらに大きく割れ痛む

    出典:季寄せ