『 俳 句 』 能なし

俳句初心者が、俳句で綴る日記帳    『難読語読めぬ俳句の冬講座』

『節分やはらわた臭し鰯焼く』

 節分鰯を買ってきた。  昭和の中頃はコンロの炭火で太った丸干し鰯を、もうもうと煙をあげ焼いていた。 

 煙で目が痛いと思うことも。

これが鬼の目も痛め、この煙で邪気を払うそうだ。

 今日はガステーブルで焼いたが、煙は換気もして大して煙くはない。

が、鰯の焦げるようなにおい、少しくさい。いやどうも鰯のはらわたのにおいなのだ。

 家中にくさいにおいが立ち込めるような。

くさいにおいでも、邪気を払ってくれたことだろう。