『 俳 句 』 能なし

俳句初心者が、俳句で綴る日記帳    『難読語読めぬ俳句の冬講座』

『山峡や陰を抱へて眠る山』

 両側に山がせまった狭い谷間。  それがまた深いのだ、その山は自分の陰と向かいの山の陰を抱えては、ただじいっと立ちすくむ。

 奥深くひっそりと、まるで眠るかのように。

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 季語『雪 折』 何て読むの?

「雪折の竹かぶさりぬ滑川」 高浜虚子

  雪折:ゆきおれ

降り積もった雪の重さによって、木や竹が折れること。

  出典:合本俳句歳時記