2021-06-02 『青葦や潮の香仄と汽水域』 揖斐川の河口は、中州が細長く位置とり、青葦を茂らせている。 淡水と海水が混じり合う汽水域である。 潮の香りが、ほんのりと嗅覚をくすぐる。 かすかな香り! 汽水域はシジミの漁場である。シジミは春の季語であるが、漁師さんは5月頃がよく穫れると話してのを思い起こす。