『 俳 句 』 能なし

俳句初心者が、俳句で綴る日記帳    『難読語読めぬ俳句の冬講座』

『不意を衝く川原の羽音雉の立つ』

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 山の畑では時に“ケーンケーン”と鳴き声を聞く。
 川沿いを散歩してると、突然に川原で“ばたばた”と音が、驚いて振り向くと鳥が飛び出していった。
川原も生息地とする雉である。
3年前のことで、ここ2年は川原で雉の姿を見かけていない。
地酒となる酒米を作っている田んぼ近くなのだが。
 大都市近郊で山は工業団地、住宅団地に開発された当地区。40年前から、今も続く。市発展の元となり、財政維持拡大に必要な政策ではあるが。
 雉は10数年前までは、一万円札裏面の図柄に使われていた。
紐解けば、国鳥とある。国のシンボルとして選ばれた鳥、日本では雉とある。
 保護してあげたい雉である。

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