『 俳 句 』 能なし

俳句初心者が、俳句で綴る日記帳    『難読語読めぬ俳句の冬講座』

『ゼンマイの気怠き時報夜長かな』

f:id:t18tfc2is61:20210921165252j:plain 昭和の世、ゼンマイ時計が夜中に打つ時報である。

 ゼンマイの、バネがほどけきる頃、時報の音は間延びしており、その音は余計に夜を長く感じさせたものである。

 ゼンマイ時計は、今も実家の居間に掛けられているが、使ってはいない。

 2年前、名古屋の大須観音境内での骨董市で、売られている何個かを見かけた。

(上の画像は、天文時計を描いた絵を写したもの)

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