2021-09-21 『ゼンマイの気怠き時報夜長かな』 昭和の世、ゼンマイ時計が夜中に打つ時報である。 ゼンマイの、バネがほどけきる頃、時報の音は間延びしており、その音は余計に夜を長く感じさせたものである。 ゼンマイ時計は、今も実家の居間に掛けられているが、使ってはいない。 2年前、名古屋の大須観音境内での骨董市で、売られている何個かを見かけた。(上の画像は、天文時計を描いた絵を写したもの)