昭和の世、ゼンマイ時計が夜中に打つ時報である。 ゼンマイの、バネがほどけきる頃、時報の音は間延びしており、その音は余計に夜を長く感じさせたものである。 ゼンマイ時計は、今も実家の居間に掛けられているが、使ってはいない。 2年前、名古屋の大須観…
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