お盆の実家への墓参りも控えたが、ご先祖のご遺徳を偲ぶ。
昭和のお盆、精霊棚をつくり盆僧にお経をあげて戴く。
松の木の蕊で門火を焚き、精霊を迎える。
14、15日は朝6時家族全員で墓参り、ご先祖の霊を供養する。
そして本家の墓を参る。
盆礼で実家に親の兄弟、その子供が集り、会食しては一族の健康を祝うことも。
15日夜、近くの川で
精霊流しで終える。 墓石に刻まれた
元号で、私が読みとれたのは、慶応であった。
平家の落人村であり、調査で
墓所には寛元4年(1246年)の墓石が見い出されている。
身近な所に深い歴史があり、恩徳を感じるお盆である。