『 俳 句 』 能なし

俳句初心者が、俳句で綴る日記帳    『難読語読めぬ俳句の冬講座』

『金木犀香りの投網放ちをり』

f:id:t18tfc2is61:20211005162842j:plain 近所の路地歩けば、いま金木犀の香りがあちこちの庭より漂ってくる。
 その香りを、探している自分がいる。
 気がつけば、香りの網に吸い込まれている。
 その金木犀の庭での立ち姿、まちまち。ツリーの形、丸く刈られたり、高い木、低い木と。
 でも香りを、一様に漂わせてる。
存在感が大きい。
 今年はいつもの年より香りが、弱いような気もするが。

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