2021-03-17 『波すくひ波に返す児春の波』 俳人山口誓子の句碑を訪ね、鈴鹿の海に行った。「海に出て木枯帰るところなし」誓子昭和16年〜28年 四日市、鈴鹿の海近くで療養されていた。誓子が見た光景と同じ場所に立つ。 句にはその場所の特徴を捉え、季語によって凝縮されているようにも。句を読み、紐解く事で想像が膨らみ鑑賞できる。 私が見た海は春らしく、幼児が波に触れている姿であった。 県内に誓子の句碑は50数基あると。19基訪ねた、ひとつずつ訪ねては楽しんでいる。