『 俳 句 』 能なし

俳句初心者が、俳句で綴る日記帳    『難読語読めぬ俳句の冬講座』

『へばりつく揚羽のさなぎ春北風』

  f:id:t18tfc2is61:20210226161608j:plain  自然界生き抜くは厳しい。

 春の北風、突風に揚羽蝶のさなぎは必死に自分の糸で、身を枝に括りつけ耐えている。

枝にへばりついているようだ。

 秋に卵で保護し、さなぎとなり冬眠している。

今は庭の鉢の金柑の枝にいる。鳥除け、虫除けのネットで防護してある。

 後もう一息だ。5月初めには成虫になり、つやつやの黒の羽を見せてくれる、黒揚羽だ。

 昨年の夏は卵を保護し、幼虫(青虫)に金柑の葉っぱを食餌に沢山与え、15匹の成虫を飛ばした、一昨年は30匹。

天敵は、鳥や蜂、かえるなど。自然界で生き抜くのは厳しい。

 最近は蝶の飛んでいるのを見かけるのが少なくなった。

 保護して育てることが揚羽の一助になればと。

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