『へばりつく揚羽のさなぎ春北風』
自然界生き抜くは厳しい。
春の北風、突風に揚羽蝶のさなぎは必死に自分の糸で、身を枝に括りつけ耐えている。
枝にへばりついているようだ。
秋に卵で保護し、さなぎとなり冬眠している。
今は庭の鉢の金柑の枝にいる。鳥除け、虫除けのネットで防護してある。
後もう一息だ。5月初めには成虫になり、つやつやの黒の羽を見せてくれる、黒揚羽だ。
昨年の夏は卵を保護し、幼虫(青虫)に金柑の葉っぱを食餌に沢山与え、15匹の成虫を飛ばした、一昨年は30匹。
天敵は、鳥や蜂、かえるなど。自然界で生き抜くのは厳しい。
最近は蝶の飛んでいるのを見かけるのが少なくなった。
保護して育てることが揚羽の一助になればと。